こんばんは!
ラーメンを食べながら1年半で25キロ瘦せたきりまるです。
二郎系ラーメンで乳化とか非乳化と聞くことは多いけど、違いがよくわからないんだよな、と思っていませんか?
今回は元某ラーメン屋店主の僕が、乳化と非乳化の違いについて、簡単に解説します。
辞書で乳化を調べると、「油や水分のように本来混ざりあわないものが均一に混ざり合う状態」と出てきます。よくわからないですよね。
乳化の例としてよく挙げられるのはマヨネーズです。マヨネーズは油とお酢(水分)に卵黄(乳化剤)をくわえて混ぜるとできます。
マヨネーズは油とお酢が分離していませんよね? あのように完全に混ざり合ったものが「乳化」している状態です。
ラーメンでいうと、例えば豚骨ラーメン。豚骨ラーメンのスープは基本的に均一に白濁していますよね。あれが「乳化」した状態。
逆に中華そばのスープは透き通っていて、油膜が表面に張っていたりします。あれが乳化していない状態、すなわち「非乳化」です。
「乳化」か「非乳化」の違いは、スープの濁り具合ということです。
二郎系ラーメンを食べる人ならわかると思いますが、「乳化」とも「非乳化」ともいえない状態のスープもありますよね。ある程度濁っている、という感じでしょうか。
この乳化と非乳化の間の状態を「微乳化」と呼んだりします。
今までかなりの杯数の二郎系を食べてきましたが、ほとんどのお店は「微乳化」です。
「非乳化」のお店はたまにありますが、完全に「乳化」したお店は極めて少ないです。
乳化と非乳化はスープの状態の違いでしかないので、どちらが良いとか悪いとかいうものではありません。好みの問題です。
「乳化」しているとクリーミーでマイルドな味になり、「非乳化」だと醤油の効いたキリっとした味になります。
どんなラーメンが好みなのかは、色々食べてみないとわかりません。
Amazonや楽天市場でも購入できるので、色々試してみてください。